アボリジニ文化とムヒカ大統領
ムヒカ大統領が来日され話題をよんでいます。
「大量消費文明」にたいする警告は、誰の胸にも響いたのではないでしょうか。
捨てるために買う、買うためにあくせく働き続けるという現代社会のしくみは、私たちを本当に幸福にしているのだろうか、という疑問を投げかけてくれました。
今、ここで、私たちは「価値観」を変えなければいけないでしょう。
人は、価値観に基づいて行動するからです。
私は「古代の知恵の復権」という、ひとつの価値観を提示しています。
もちろん、近代産業社会に住む私たちは、もう古代の社会に帰ることはできません。
しかし、古代の知恵を学び、現代にいかす術はあるのではないでしょうか。
アボリジニ文化は、「大量消費文明」が行き詰まりを見せた現代にこそ、「古代の知恵」として、再び、学ぶべきものではないでしょうか。
先週、発売したばかりの著書「母が語るアボリジニの知恵」には、伝統的アボリジニ文化を、21世紀の日本で、特に、人間教育の分野で、どのように活用できるのかが書かれています。
読んでくださったら嬉しく思います。
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